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(回答先: 1980年からのダウと日経の単純比較と世界の株価 投稿者 hou 日時 2003 年 1 月 12 日 11:34:51)
http://www.eastedge.com/turkey/economy.html
■経済
概況
1980年代のほとんどを通じて経済状況は好調だったが、その後1995年初頭よりトルコは、それまでの15年間のなかでもっとも壊滅的な経済危機を被った。
1994年1月、2つのアメリカの格付け機関により、トルコの国際的な信用等級を下げられたことに発した危機は、幾年もの放漫な財政と通貨政策により、インフレを増大させ、公共債務、マネーサプライ、当座勘定不足を急増させた。
1994年4月、チルレル首相は、政権基盤の弱い連立政権に国内および国際的な信用を取り戻すために、厳しい法案を導入した。3カ月のち、IMFは7億4000万ドルのIMF予備貸し付けを承認しその計画を保証した。 経済はそれによって改善の兆候を示していたが、長期間の実質的な成長のために必要な厳しい構造改革に対する様々な政治的障害に、チルレルは打ち勝つことができなかった。結果として、経済は最悪の事態となった。
1994年の終わりには、インフレは、126% (年率)を記録し、実質GDPは、一年全体で概算5%下落した。トルコの戦後の歴史の中で最悪の下落であった。 同時に、政府は、IMF合意において規定されている1994年の目標達成への鍵を見失った。 財政不足は、政府の目論見をはるかに越え、47%近くになると見積もられ、トルコリラの価値は予想よりも5〜7%下落した。
トルコ国家に対する武力闘争で、その経済的負担を増やそうとするクルド労働者党(PKK)の軍事行動は、トルコ経済に新たな問題を付け加えた。旅行者に対する攻撃は、GDPの約3%にもなる観光収入を危機にさらしている。一方トルコ南東部でその大部分の暴力事件が起こっているため、経済活動はかなり落ち込んでいる。
トルコ当局はいまやIMFと1995年のもっと現実的なマクロ経済の目標を規定し、予備貸し付けの残っている基金の貸し出しを認めるよう、交渉した。
トルコでは、近代的な工業と商業が、伝統的な家族農業、手工業と共存している。
民間企業は力強く急速に成長している。しかし基礎的な産業、銀行業、運輸、通信では政府は未だ大きな役割を果たしている。最も重要な産業で最も巨額となる輸出品は、織物と衣料である。それはほとんど手仕事による。現在の経済状況は、強い成長をともなっている半面、厳しいアンバランスを伴っている。
実質GDP成長率は、1997年には約7%まで伸びた。しかしインフレ率は年99%に上った。しかも公的部門での財政赤字はGDPのほぼ10%に上っている。トルコ政府政府の全歳入のほぼ半分が、国の負債の利子の支払にあてられているという、ひどい財政循環にとらわれている。1997年7月にユルマズ首相に率いられた祖国党政権は、多大な増税と非収益部門の支出カットを含む1998年度予算を決定した。しかしこれらの増収は利子の支払を埋め合わせだけだった。政府はまた社会福祉および税システムを改革し、民営化のスピードを早めたが、これらの改革は激しい政治的抵抗にあった。政府はその近隣諸国との貿易を増やそうとしたが、トルコの貿易の大部分はなおOECD諸国とである。
トルコは、1996年1月にEUとの関税同盟を履行したにも関わらず、トルコに対する外国からの直接投資は、年間約5億ドルと低いままである。それはトルコの高いインフレ率と不安定な政治状況に対し、潜在的な投資者が危惧を感じているためと思われる。1998年に経済成長は約4%に落ち、インフレ率は下がったが、政府のインフレ率50%という目標は、楽観的すぎるように思われる。
国内総生産(GDP): 3,883億ドル(1997年推計)
国内総生産自実質成長率: 7.2% (1997年推計)
一人当たり国内総生産: 6,100ドル (1997年推計)
インフレ率(消費者物価): 99% (1997年推計)
失業率 :5.9% (1997年推計)
国家財政(1997年推計)
歳入: 385億ドル
歳出: 529億ドル
輸出: 260億ドル (1997年推計)
商品:織物および衣料37%、 鉄鋼10%、 食品17%(1997年推計)
相手国:ドイツ24%、 ロシア8%、 アメリカ8%、 イギリス6% 、イタリア5%(1997年推計)
輸入: 467億ドル (1997年推計)
商品:機械26%、 燃料13%、原料10%、 食料 4% (1993年)
相手国:ドイツ16%、 アメリカ9%、 イタリア9%、フランス6%、イギリス6% (1997年推計)
対外債務:845億ドル (1997年推計)
工業生産: 成長率 10.8% (1997年推計)
発電量:1030億kWh
一人当たり消費量: 1,636kWh (1997年推計)
産業:織物、食品加工、採掘(石炭、クロム、銅、ホウ素)、鋼鉄、石油、建設、材木、紙
農業:GDPの16%を占める
産物:タバコ、綿、穀物、オリーブ、甜菜、柑橘果物、さまざまな動物の産物。長年食料は自給している。
経済援助
一例:連合国から湾岸戦争への対処のための援助が41億ドル(1991年)。トルコ防衛基金として25億ドルの援助保証があった。
通貨:トルコ・リラ
1 Turkish lira (TL) = 100 kurus
為替レート:1ドル=トルコ・リラ (TL) - 212,500(1998年)、151,600 (1997年)、 81,405 (1996年)、45,845.1 (1995年)、29,608.7 (1994年)、10,984.6 (1993年)、 6,872.4 (1992年)、 4,171.8 (1991年)、 2,608.6(1990年)
■運輸・交通
鉄道
全長:10,386 km (1,033 km は電化されている)
主要道路
全長:320,611 km
舗装:29,915 km (高速道路 862 km を含む)
未舗装:290,696 km (1992年)
■通信
電話:1430万回線
ラジオ局: AM 15、 FM 94、 短波 0
テレビ局: 全国ネット15、地方局15、ローカル局229
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トルコのインフレ株価
http://es.finance.yahoo.com/q?d=c&c=&k=c1&t=my&s=%5Exu100&a=v&p=s&l=on&z=l&q=l&w=on