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全国銀行協会が10日に発表した全国銀行預金・貸出金速報によると、全国銀行(137行)の総預金から手形などを除いた「実質預金」の2002年12月末の残高は494兆5639億円となり、前年同期比3.3%増えた。
ペイオフ(預金などの払戻保証額を1000万円とその利息までとする措置)の完全解禁が2005年4月まで延期されたことも影響した。「とりあえず普通預金にお金を置いておけば安心」(全銀協)との考えが働き、12月に支給された冬の賞与などが預金にとどまったようだ。
業態別では、都市銀行で17カ月、地方銀行で81カ月連続で、預金残高が前年同期を上回ったが、第二地方銀行では12カ月連続して預金残高が前年同期を下回った。
全国銀行の2002年12月末の貸出金残高は430兆6550億円となり、前年同期比3.7%減少した。長引く不景気で企業からの資金需要が低迷していることが主因だとみられる。業態別では、都市銀行の減少が最も大きい。 (23:00)