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2003.01.10
Web posted at: 18:20 JST
- AP/REUTERS
米小売各社が9日発表した12月の売上実績によると、昨年末のクリスマス商戦は、悲観的だった予想をさらにしのぐ不振ぶりだったことが明らかになった。これほどの落ち込みは数十年ぶりとの声もある。
ディスカウント・チェーン大手ウォルマートの12月の既存店売上高は前年同期比で2.3%増と、同社が3%から2.6%に下方修正していた予想増加率をさらに下回った。同社のライバルとされるターゲットの既存店売上高は0.3%減。さらに婦人服専門店アン・テイラーは14.6%減、同タルボットも9.1%減を記録した。
小売各社の動向を追跡調査している東京三菱銀行によると、昨年11、12月の既存店売上高は前年に比べ平均0.5%の増加にとどまった。これは1970年に調査を開始して以来、最低の数字だという。
売上低迷の背景には、米経済の不透明感に加え、昨年は感謝祭からクリスマスまでの「ショッピングシーズン」が例年より短かったこともあるとみられる。しかし専門家は、対イラク開戦の可能性なども踏まえ、「消費の冷え込みは当分続く」との見方でほぼ一致している。