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★ 韓国の「ミニバブル」がやはり崩壊するようです。
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JANUARY 09, 2003 22:43
by 高其呈 車志完 (koh@donga.com maruduk@donga.com)
不動産市場が急速な冷え込みを見せている。地域を問わず、売り物が大きく増えたのに対し、取り引きはほとんど行われていない。このため、ソウルの江南(カンナム)を中心に、売買価格が数千万ウォンも下落している所が出ている。
▲売り物があふれる〓不動産情報提供会社であるスピードバンクによると、ソウル市のマンション市場に出ている売り物は、去年の第4四半期から増え始め、8日現在、18万9505件(売買11万190件、「チョンセ(契約時に決まった額を家主に預け、敷金礼金や月々の家賃がない不動産契約)」7万9315件)に上っている。これは去年9月末の14万3331件(売買8万5661件、「チョンセ」5万7670件)より3割以上増えている。
さらに、ウォルセ(月々の家賃を支払う制度)の形で出ている売り物、約3万7000件まで合わせると、現在ソウルのマンション売り物は合計約2万6600となる。ソウル全体のマンションが約102万4000世帯であるのを考えると、10世帯に2世帯が売り物として出ているわけになる。特に、住宅価格上昇の震源地であった江南区と陽川(ヤンチョン)区に売り物が大きく増えつつある。江南区の売り物は、去年9月末の7901件から1万1213件へと42%、陽川区は2971件から4504件へと52%増加した。
西大門(ソデムン)区と城北(ソンブク)区、恩平(ウンピョン)区、鍾路(チョンロ)区、中浪(チュンラン)区には、マンションの「チョンセ」売り物が去年9月より倍以上急増した。
▲取り引きがうまくいかない〓売り物は急増するのに対し、取り引きはさらに冷え込んでいる。韓国土地公社によると、去年11月、ソウルで売買されたマンションは1万5509世帯、9月(2万1527世帯)より28%も減った。
ところが、新たに完成するマンションを考えると、実際の取り引きはさらに減ったというのが専門家の見方である。マンションが新たにできると、通常1カ月間入居が進む。それで、マンションの完成が増えると、一カ月後は取り引きが増えることになるはず。去年9月、ソウルに新たに建てられたマンションは7386世帯、10月は8592世帯と、以前に比べ、倍以上増加した。にもかかわらず、取引量がかえって減ったことは、従来のマンション売買市場が完全に冷え込んだことを意味する。
▲値下がりの拡大〓売り物が増えるにつれて、マンションの値下がりも進んでいる。特に、去年短期投資家が関心を寄せた再建築対象のマンションの値下がりが目立っている。
代表的な再建築対象のマンションであるソウル市松坡区新川洞(ソンパグ・シンチョンドン)にある市営マンション13坪型は、去年10月、3億4000万〜3億5000万ウォンで取り引きされたが、最近は2億9000万〜3億ウォンと、5000万ウォンも値下がりした。蚕室(チャムシル)洞の住宅公社マンション1団地13坪型も、去年9月の3億8000万ウォンから、最近は3億1500万ウォンへと、6500万ウォンも値下がりした。
新川洞にあるシティー不動産のソン・キルス代表は、「特に、短期投資を狙って、数軒持っていた家主が売り物を相次いで出している」と説明した。こうした現象は首都圏の新都市にも拡大する見通しだ。