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by 藤沢久美さん(ソフィアバンク ディレクター/多摩大学客員助教授)マルテックス・インベスター・ジャパン提供(10日)
−新聞の記事を読んで、株や為替は今後こう動くと推測できるようになりたいのですが、どのような訓練をすればいいですか。
私が実行したのは毎日、日記を書くことでした。そんなに長い文章ではではなく、日本と世界の金融市場について5行程度、新聞のマーケット欄からコメントを抜き出して要約するのです。これを1年も続ければ、どの経済指標が動くと市場が動くとか自然にわかってくるものです。新聞をただ読むのではなく、書いてみることが早道だと思います。
−実際に投資をしてみることも金融・経済の勉強になりますよね。
株、外貨、投資信託などに投資をすることによって、日本とアメリカの経済の違い、ドルやユーロは今後どう動くかなどが気になりだして、新聞の記事を毎日注意して読むようになります。そのような知識が身についてくると、上司やお客様との会話でも使えるようになります。自分の価値が上がりますね。運用といっても、お金以外でも自分にプラスになる運用先を考えてみてはいかがでしょうか。金融や経済で疑問に思うことがあれば証券会社の店頭で問い合わせてみてもよいでしょう。
−聞けば教えてくれるのですか。
もちろんです。どんどん積極的に質問してみましょう。また、投信の販売会社はセミナーなども毎月開催しています。これを活用しない手はありません。自分の知識を高めるために大学院に通って経営学や経済学を勉強する人もいます。それ自体はよいことですが、大学院に行くほど時間もお金もない人は、ぜひ投信を買って、セミナーに参加してみてはいかがでしょう。運用の最前線にいるファンドマネージャーやエコノミストが景気や経済の話をしてくれます。著名な大学教授の話も、学費を払わずに無料で聞けるのです。
−藤沢さんもこうしたセミナーで講師をしていますよね。
私のウェブサイトで無料セミナーのご案内もしています。もし興味があるテーマが見つかれば、セミナーにお越しいただけるとうれしいです。
−最後に、投資するならどんなファンドがよいでしょうか。
株や債券、外国運用、投信にもいろいろな種類がありますが、はじめての投信なら、TOPIXに連動するインデックス型ファンドをおすすめします。このファンドの特徴は運用成果がファンドマネージャーの巧拙ではなく株式市場全体の動きで決まるということ。基準価額の増減が株式市場全体の動きと連動するので、株式や経済について興味がでてきますよね。