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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030109k0000e010070000c.html
1月09日 11:54
自民党長崎県連:ハザマ、フジタからも寄付受ける 知事選前に
昨年の長崎県知事選前にゼネコンなどに選挙資金として寄付を求めた疑いが持たれている自民党長崎県連が、準大手ゼネコンのハザマ(本社・東京)とフジタ(同)からも、計700万円の寄付を受けていたことがわかった。両社は経営再建を進めており、取引金融機関から債務免除を受けた後の寄付だった。政治資金規正法などには触れないが、債務免除を受けた企業の政治献金には社会的批判が強い。
自民党は債務免除などを受けたゼネコンから寄付を受けることを自粛し、02年4月に飛島建設とフジタの寄付計約2730万円を返却している。県連は「2社が再建中とは知らず認識不足だった」と話している。
県連の政治資金収支報告書によると、ハザマは債務免除を受けた00年には記載はないが、01年に100万円を寄付。フジタは債務免除を受けた99年から01年まで毎年200万円を寄付していた。報告書には両社が支店を置く福岡市が住所として記載されていた。
ハザマ広報室は「会社として県連に寄付した事実はない。福岡支店にも確認したが、支店の裁量で寄付したこともない。さらに調べている」と話している。一方、フジタ広報室は「債務免除後、政治団体への寄付は自粛していたが、一部で趣旨徹底が図られなかった。02年から徹底させた」と寄付を認めている。
ハザマは00年9月に約1000億円の債務免除を、フジタは99年3月に約1200億円の債務免除を受けることで、金融機関と合意している。
経営再建中の企業から県連への寄付は、準大手ゼネコンの佐藤工業(本店・富山市)が会社更生法の適用を申請する直前の02年1月に100万円を寄付していたことが明らかになっている。
[毎日新聞1月9日] ( 2003-01-09-11:57 )