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[アトランタ 6日 ロイター] 米アトランタ地区連銀のグイン総裁は、今年の米国経済の見通しについて、成長率は昨年をわずかに上回る程度にとどまる可能性があるが、雇用や株式市場などの最近の調整により、将来の着実な成長の基礎はできている、との認識を示した。
ロータリー・クラブ・オブ・アトランタで講演したもの。
同総裁は、「今年は、(経済)指標を通常よりもやや深く読む必要が出てくるだろう。米国経済が、厳しいリストラ局面を切り抜け、将来の着実な成長に向けて磐石な基盤が再び築かれつつあることがわかるはずだ」と述べた。
同総裁は、今年の経済成長率が3%程度にとどまる公算が大きいとしながらも、住宅や個人消費が主なけん引役だった昨年と比べて、今年は幅広い分野で成長がみられるだろう、との認識を示した。
(01/07 08:12)