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ニューポートビーチ(米カリフォルニア州) 1月7日(ブルームバーグ):債券ファンド最大手の米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のファンドマネジャー、ビル・グロス氏は7日までに同社ウェブサイトに掲載した文書で、ドル相場の緩やかな下落は世界の経済成長にプラスとの見方を示した。
グロス氏は、ドルの下落は日本や欧州の輸出競争力を削ぐことから、同国や地域で銀行システムや労働市場の改革を加速させる効果があると指摘。ドル下落は、「過去10年間の『日本病』を避けるため、デフレ対策を急ぐように(日本と欧州の)背中を押す働きをする」と述べている。また、ドル下落は米国への輸入品価格の上昇を通して消費者物価を押し上げ、同国でのデフレ予防につながるとも指摘した。
さらに、近い将来、世界中が物価下落を防ぐ対策をとると予想されることに加え、米国債利回りが既に最低水準にあることから、同利回りは今後、上昇するとの見通しも示した。同氏は「利回りはこれ以上、下がらないという理由からだけでも、相場は下落(利回りは上昇)に向かう可能性が高い」と述べた。
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