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東京 1月7日(ブルームバーグ):竹中平蔵経済財政・金融担当相は7日午前の閣議後の記者会見で、年初に当たって金融行政に取り組む姿勢をあらためて説明し、銀行の経営計画の監督を強化していく姿勢を強調した。
同相はこのなかで、銀行の経営計画の「戦略性をきちんと見る」と述べるとともに、「会計処理の健全性なども注視する」と表明、公的資金注入行には健全化計画の「誠実な実施を求める」と語った。
竹中金融相は昨年まとめた「金融再生プログラム」で、大手銀行に不良債権処理の加速を迫り、その結果として自己資本不足に陥った大手行に公的資金を注入する姿勢などを明確化。これを背景に銀行界では、経営体力を優先したグループ内での再編や合併の動きが広がっている。
金融相は再編などが今後、具体化する過程で、「計画が単なる数字合わせではなく、戦略性を持っているか」や、「貸し手としての立場を利用して(企業に)増資(銀行への出資)を迫っていないか」なども検証する考えとみられる。
東京 平野 和 Kazu Hirano
岩崎まり子 Mariko Iwasaki