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塩川正十郎財務相は6日午後、財務省職員に対する年頭あいさつで、日本経済の長期低迷について「まだ(問題が)すっかり解決しうる状態ではない。梅雨時のような状態が続く」と述べ、引き続き厳しい経済環境が続くとの認識を示した。ただ同時に「夜があれば必ず朝があると信じている」とも強調。今年が長期低迷から脱する兆しの見える年になってほしいとの期待もにじませた。
また財務相は、2003年度予算編成と税制改革を例に挙げ「(財務省が)改革の一端を明確に打ち出してきていることの評価を正確に受け止めていい」と語り、改革推進に対する貢献に一定の評価を与えた。一方で「2003年は(改革が)実質的に効果のあったものとして国民に示さないといけない」とも付け加え、今年の課題として、改革の成果を目に見える形にしていくことが必要との認識も示した。 (16:18)