現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
[大阪 6日 ロイター] 塩川財務相は、デフレ対策には限度があり物価を上げることは難しい、との見解を示した。
関西財界首脳とのテレビ番組で述べたもの。
同相は、経済政策において重要なのは雇用問題とデフレ対策であるとの考えを示した上で、「デフレ対策も大事だが、これは世界的な問題であって、日本がどれだけがんばってもデフレ対策には限度がある。消極的だが、落ち込むことを防ぐぐらいしか手がない。なかなか物価を上げるということは非常に難しい状況にある」と述べた。
雇用問題については、コスト面の問題からワークシェアリングを導入しづらい状況に置かれている中小企業のために、導入しやすくなるような枠組みを作り上げるべき、との考えを示した。
一方、円相場については、「どこの国も、円は少し高いなという認識があるから、これが正常化してくるのは当然だろう」と語った。
また、番組進行役から“日経平均が1万円に戻る力強さは出てくるのか”と尋ねられると、塩川財務相は、「今年の初夏以降になってくると、元気が出てくると思う。そろそろ底固めも終わってきた」と答えた。
(01/06 12:22)