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【ニューヨーク=京屋哲郎】米自動車各社が3日発表した2002年の米市場の新車販売台数は、前年比2・0%減の約1684万台となり、2年連続で減少した。
ただ、厳しい経済環境の中で、各社がゼロ金利ローンなどで販売を下支えしたため、販売台数は過去4番目の高水準を維持した。日本メーカーの躍進が目立つ一方、米ビッグスリー(3大自動車メーカー)は軒並み前年割れを記録し、明暗が分かれた。
米調査会社オートデータのまとめによると、メーカー別では、ゼネラル・モーターズ(GM)が前年比0・9%減の約479万台、フォード自動車が同9・6%減の約340万台と大幅に減少した。ダイムラー・クライスラーも同3・0%減の221万台だった。
これに対して、日本勢はスポーツ用多目的車(SUV)などが好調で、トヨタ自動車が同0・9%増の約176万台、ホンダが同3・3%増の125万台といずれも過去最高を記録し、日産自動車も同5・1%増の74万台となった。
全米での市場シェアは、GMが28・4%で前年に比べて0・3ポイント上昇したものの、5年連続で30%を割った。ビッグスリー合計では前年から1・5ポイント低下して61・7%にとどまり、過去最低を更新した。トヨタは前年から0・3ポイント高の10・4%を確保し、ダイムラーの13・1%を急追している。
(1月4日10:16)