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共同通信社が全国の主要企業100社のトップを対象に実施したアンケートによると、日本経済の現状について「足踏み状態」と答えた企業が77社に上り、「緩やかに後退」「後退」と合わせると9割超の経営者が足元の景気を厳しくみていることが分かった。
また、デフレ脱却の時期をめぐっては、42社が実質的に不可能と回答。経済再生などに向け、「法人実効税率の引き下げなど大規模な税制改正」を求める声が多かった。
こうした悲観的な見方の背景には、米国経済の減速や個人消費の低迷などがあり、政府が打ち出した総合デフレ対策や税制改革が経営者らにあまり評価されていない実態があらためて浮き彫りになった。
景気の現状については、77社が足踏み状態、14社が緩やかに後退、2社が後退と回答。「緩やかに拡大」は6社、「拡大」はゼロだった。来年度の実質経済成長見通しでは81社が「0%台」、14社がマイナス成長と答え、厳しい見方が目立つ。
デフレ経済からの回復時期に関しては、「今後数年脱却できない」が26社、「めどが立たない」も16社を数え、事実上脱却不能とみる企業が4割を突破。「04年度以降」の回答も45社に上った。