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竹中平蔵金融・経済財政担当相は27日、閣議後の会見で、今年1年を振り返り、「年の初めに改革はまだ(山の)1合目と言っていたが、3合目ぐらいで形が見えるところにきたと思っている。来年はぜひ構造改革の成果を実感できる年にしたい」と感想を述べた。
また、金融担当相の兼任から3カ月間の評価として「主要紙に12月危機という見出しが出ておらず、一つの軌道を作れている」と語り、金融システムの強化に向け、前進しているとの見解を示した。さらに、三井住友銀行がわかしお銀行との合併を発表したことについては「法律の枠組みの中で知恵を出している成果だ」と評価する姿勢を示した。 【荒木功】
[毎日新聞12月27日] ( 2002-12-27-20:45 )