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金融庁は27日、不良債権問題の解決状況を監視する「金融問題タスクフォース」の構成メンバー6人を発表した。竹中経済財政・金融相とともに不良債権処理の加速策「金融再生プログラム」をまとめた金融分野緊急対応戦略プロジェクトチーム(竹中チーム)から中原伸之・前日本銀行審議委員ら3人が入ったほか、道路公団の民営化推進委員を務めたアナリストの川本裕子氏ら3人が加わった。新任の3人は、同日付けで金融庁顧問に就任した。
一方、竹中チームの「急進派」メンバーで金融界に警戒感が強かった経営コンサルティング会社KFi代表の木村剛氏は同タスクフォースからは外れ、金融審議会(首相の諮問機関)に新設される「自己資本比率規制」と「リレーションシップバンキング」に関する作業部会に参加することが決まった。
金融問題タスクフォースは、「金融再生プログラム」に年内の発足が記されていた。大手行などの不良債権問題解決へ向けた取り組み状況や、経営が悪化した金融機関の再建計画の実行状況を監視し、必要に応じて金融相に助言するのが主な役割で、1回目の会合は来年1月中に開く予定だ。
(12月27日19:12)