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総務省が27日発表した2002年の東京都区部の消費者物価指数(速報値、2000年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数で97・9となり、2001年に比べて0・9%下落した。下落幅は2001年の1・2%より縮小したが、戦後初の4年連続の低下となり、デフレ傾向が続いていることが確認された。生鮮食品を含めた総合指数も、前年比1・0%下落の97・9で4年連続で低下を続けている。
費目別に見ると、値下がりが激しいパソコンを含む「教養娯楽」が前年比2・1%低下と落ち込んだ。パソコンは、ノート型で27・5%、デスクトップ型で25・5%の大幅下落を続けている。またルームエアコンは14・6%、冷蔵庫は15・1%下落したことで「家具・家事用品」も4・2%の下落となった。地価下落を受け住宅家賃も値下がりし、「住居」は0・9%下落した。
財・サービス区分では、物の値段である「財」が1・8%下落したほか、サービス料金も0・3%下落した。
同時に発表された12月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数で97・8、前年同月比0・7%の下落だった。3年3か月連続で前年割れが続いており、過去最長を更新した。
(12月27日10:43)