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自治体の土地開発公社が使わないまま長期間抱え込んでいる「塩漬け土地」が増えている。総務省によると、2002年3月末時点で全国1575の公社が10年以上保有している土地は6631ヘクタール(前年同期比10.8%増)、簿価総額は1兆7917億円(同35.8%増)だった。塩漬け面積は東京ディズニーランドの約80倍にあたる。
公社が抱える土地の総価額は約7兆1500億円。本来は5年以内に事業化するが、10年以上保有の土地が全体の4分の1を占める。総務省調べでは、北海道岩見沢市、香川県坂出市など45の公社は保有する土地すべてが10年以上の塩漬け土地だった。
バブル期に取得、その後事業化ができなくなった土地が多い。景気低迷で売却が一段と困難になっているうえ、公社には膨大な「含み損」が発生。財政難の自治体にとって大きな問題になっている。北海道土地開発公社は今年4月時点で保有地全体の含み損が185億円に達した。 (23:10)