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東京 12月26日(ブルームバーグ):来年1月に勇退する武藤敏郎財務次官は26日夕の定例会見で、2年半の在任期間を振り返り、「財政にしろ税制にしろ、 2003年度予算編成、02年度もそうだったと思うが、構造改革路線とデフレ経済という状況のなかで、非常に狭い選択肢しかなかったことに苦労してきた」と感想を述べた。
今後についても、「この状況は多分、そう簡単には変わらない。楽観はできない」と厳しい見方を示し、「ある意味では、引き続き難しい政策運営が求められている」と語った。そのうえで「与えられた状況のなかで、その都度ベストの判断をしていくことしかない」と述べ、後任者たちが「うまく対応していただけるのではないかと思っている」とエールを送った。
東京 伊藤 辰雄 Tatsuo Ito