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カラカス 12月25日(ブルームバーグ):25日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、国営ベネズエラ石油会社(PDVSA)のロドリゲス総裁は、現在ゼネストに参加中の労働者の「大半」は1月第2週までに職場に復帰し、同国の石油輸出は来年1月中に通常の水準に戻るとの見通しを明らかにした。
ロドリゲス総裁は記者団に対し、「1月中には完全に正常な状態に復帰すると言っていいだろう。わたしは原油の輸出について話し合っている。油田や機器類を再スタートさせるにはそれなりの時間がかかる」と語った。
ただ石油労働者団体の幹部メディナ氏は、同紙に対し、1カ月以内に精製を再開することは「全く不可能な話」と切り捨て、全労働者が1月に職場復帰したとしても、正常な状態に戻るまでには少なくても4カ月はかかると指摘する。
チャベス大統領の退陣を要求する今回のゼネストには、PDVSA従業員4万人の大半が参加。ロドリゲス総裁はスト参加の複数の幹部を停職処分としたことを明らかにするとともに、政府が13億ドル(約1600億円)相当の被害を受けたとして、一部のスト主導者の提訴を準備していると語った。
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