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坂口厚生労働相は24日の閣議後の記者会見で、次期年金制度改正が行われる2004年度に基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1に引き上げる方針について、「2004年までに出来なくても、将来どう引き上げていくかという約束が出来れば、それも一つの方法だ」と述べ、2004年度からの引き上げにこだわらない考えを示した。そのうえで、「一度に増やす必要もないので、徐々に(国庫負担割合を)上げていく方法もある」と述べ、段階的に割合を引き上げる案を検討する意向を示した。
全国民に共通する基礎年金の財源は現在、国が3分の1を負担している。改正年金法付則で「2004年までの間に安定財源を確保し、2分の1への引き上げを図る」と明記されている。
小泉首相が「任期中の消費税率引き上げはない」と公約しているため、坂口厚労相は国庫負担割合引き上げの先送りを容認したと見られる。
(12月24日15:04)