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三洋電機は20日、提携している中国の家電最大手、海爾(ハイアール)集団の商品の日本での販売実績が、今年度は目標の半分の約30億円にとどまるとの見通しを明らかにした。品ぞろえの拡充が遅れたことなどが理由としている。
三洋電機は今年1月の提携合意に基づき、子会社の三洋ハイアールを通じ、5月から海爾ブランドの洗濯機、冷蔵庫などを日本で販売し始めた。その後も冬のボーナス商戦などに合わせて品ぞろえを拡大する計画だったが、日本の安全基準や消費者の好みに合わせて改良する手間がかかることなどから、商品の追加ができなかった。
さらに、日本メーカー品との価格差が小さく、ブランドの知名度の低さもあって、25社を計画していた取扱量販店も16社にとどまっている。
三洋ハイアールは、来年1月に冷凍庫、3月にはレトロ調デザインの冷蔵庫などを新たに売り出すほか、4月以降も電子レンジやエアコンなどを投入する。
(12月21日03:04)