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ワシントン 12月20日(ブルームバーグ):国際通貨基金(IMF)は20 日、声明を発表し、アルゼンチン向けに短期融資プログラムの導入を検討していることを明らかにした。過去最悪のデフォルト(債務不履行)によって悪化した同国経済の立て直しを支援するのが狙い。融資の規模や理事会による承認の時期は明らかになっていない。
米財務省によると、IMFとアルゼンチンは融資交渉を来月にも完了する可能性がある。融資が実現すれば、社会不安が広がるなかでデラルア大統領が辞任に追い込まれた昨年12月以来のこととなる。
米財務省は、対アルゼンチン融資の目的を、来年4月27日に予定されている同国の大統領選挙を前に、国家を安定させるためと説明。さらに「アルゼンチンが持続可能な成長軌道に戻るのに必要な、期間のより長い(支援)プログラムの導入に向け、国際社会は同国との協力を続ける」と指摘した。
ワシントン Mark Drajem ほか東京 柴田 広基 Hiroki Shibata