現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
今年の世界DRAM市場規模は、昨年より36.7%増加した162億ドル規模と推算された。
米国のIT関連市場調査機関であるデータクエストは19日、DRAM市場に対する予備調査の結果、韓国がシェア43.8%で1位になり、米国(17.2%)が1990年以来始めて2位になったと発表した。
データクエストの資料によると、上位5位までは、サムスン(韓国)、マイクロン(米国)、ハイニックス(韓国)、インフィニオン(ドイツ)、エルピダ(日本)の順で、昨年と変動はないという。
今年のDRAM市場では、サムスン電子、インフィニオンの善戦と台湾Dラム企業の躍進が目立った。 一方、日本が大きく後退し、東芝の場合、84年以来初めて企業順位10位圏に入らなかった。
データクエストは、サムスン電子は今年シェア30.8%でマイクロン(17.2%)との格差を13%ポイント以上広げながらリードしているとし、これはラムバスDラムとダブルデータレート(DDR)など高額製品が半分を越える(55.4%)プレミアム戦略によるものと分析した。
日本は、企業順位10位以内にはエルピダと三菱しか入っていない。シェアも11.6%で、台湾よりも下位の世界4位になり、Dラム周辺国に後退した。