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[ブリュッセル 19日 ロイター] 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、ユーロ圏経済が加速している兆候は引き続き見られない、と述べた。また、不透明感を払しょくし、信頼感を高めるためのユーロ圏諸国政府による強力な政策対応が必要、との見方も併せて示した。
ユーロ圏に関する四半期報告で述べているもの。
同委員会は、ユーロ圏の内需回復の強さについて不透明感が増した、と指摘している。また、国際貿易低迷や投資回復見通し悪化の兆候も増している、という。
最近のユーロ高は輸出業者の利益率を圧迫しており、それが輸出の伸びを一段と抑制する可能性がある、としている。
同委員会のソルベス委員(経済、通貨問題、統計担当)は、「回復加速の時期と度合いは主に内部要因によって決定される」と語った。
同委員は、ユーロ圏経済は来年下半期に潜在成長率に達する軌道に戻った、との見方を再度示した。
欧州委員会は、来年のユーロ圏経済成長率見通しを平均1.8%で据え置いた。
(12/19 21:32)