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【ロンドン18日共同】世界最大の産油国であるサウジアラビアが、来年1月から日本をはじめとするアジア向けの原油出荷量について、あらかじめ決めた契約量から23%前後削減すると、日本の商社などに通告してきたことが17日分かった。石油業界筋が明らかにした。
品薄感が出ている日本国内の灯油価格にも影響が出るとみられ、年明け以降高値で推移しそうだ。
石油輸出国機構(OPEC)が今月12日の臨時総会で合意した実質減産に伴う措置。商社の石油担当者によると、イランやクウェート、アラブ首長国連邦など他のOPEC加盟国も追随する動きを見せている。
サウジが減産合意の順守姿勢を明確にしたことで、原油価格は「冬場の需要が一巡しても需給が締まり、当面は1バレル=20ドル台半ばから後半で推移する」(石油トレーダー)との見方が大勢だ。
原油価格は、ニューヨーク市場の先物価格が約2カ月ぶりに1バレル=30ドルを超えるなど高値圏にある。 (10:05)