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来春卒業予定で就職を希望している高校生の内定率は10月末時点で47・1%と、1976年の調査開始以来最低だった昨年同期を3・6ポイント下回ったことが17日、文部科学省の調査で分かった。就職先未定の生徒は約12万8000人に上っている。
9月末時点の厚生労働省調査の33・4%からやや改善したが、半数以上が内定を得ていない深刻な状況が依然続いている。
男女別では、男子49・7%、女子は44・1%。昨年同期比で男子は4・1ポイント、女子は3・1ポイントそれぞれ下回った。
国公私立の高校で来春卒業予定の約129万人のうち就職希望者は約24万2000人。うち内定者は約11万4000人にとどまっている。
内定率を学科別にみると、工業が61・7%と最も高く、商業50・1%、総合学科45・3%、家庭45・2%、水産45・0%、農業43・9%、普通38・2%、看護19・8%の順。看護学科が低いのは准看護師の試験が年度末に実施されるため。
内定率が高い都道府県は岐阜70・4%、三重67・9%、愛知67・2%、富山66・9%、福井63・8%−など。低いのは沖縄15・3%、北海道25・1%、宮城28・1%、高知32・2%、福岡33・2%−などだった。