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今日の朝日によると小泉内閣の支持率は落ちたがそれでも54%あるようだ。
阿修羅がダウンしている間、NHKの64%という数字が本当の内閣支持率なのかを考えて見た。結論としては、多くの人がこうした高い数字に疑問を抱くのは有権者ベースで考えているからで投票者ベースで考えると意味があるという結論になった。
確かに土日に電話聞き取り調査に出るような人は老人か暇人で、若くて活動的な人は外出しているだろう。だがまさにそれが問題なのだ。つまりそうした人は日曜日の投票に行かない可能性が高いからだ。政治家にとって重要なのは有権者の意見ではない。重要なのは投票日にきちんと投票する有権者である。
そういう意味では宗教関係(どことは言わず)は重要だ。次は仕事と政治が直接結びついている人、例えば土木関係だろう。そうした人は誰が公共事業を取ってきたかよく知っている。また老人や田舎にいくほどまじめに投票にいくだろう。
つまりみんなが違和感を感じるのは有権者ベースで考えているからだ。だがNHKの64%というのは上記の理由で政治的には意味のある内閣支持率であり、だから反小泉勢力が動けないのだと思う。
私は勝手にこれを名目内閣支持率(有権者ベース)と実質内閣支持率(投票者ベース)に分類した。もちろんこうした乖離が生まれる裏には投票率の低下がある。