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(回答先: 世界の金融市場と景気回復へのリスクが高まっている=IMF報告 【ロイターニュース】12/13 投稿者 あっしら 日時 2002 年 12 月 16 日 18:01:15)
ロンドン 12月12日(ブルームバーグ):英誌エコノミスト系の調査機関エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が12日発表した経済見通しによると、来年の地域別成長率は、西欧が1.7%と最低を記録すると予想されている。域内最大の経済を有するドイツが1%成長にとどまるのが影響する。2番目に低成長が見込まれている地域は中南米で同1.8%。ブラジル経済の行方が最大のリスク要因になるという。北米は2.3%成長の見込み。
国別では、英国が来年は2.1%(ことしは1.5%)、フランスは1.7%(同1%)。日本は「個人消費の落ち込み、デフレ圧力の継続、一部民間銀行の貸し渋り」(EIU)に苦しむなか、0.4%(同マイナス0.3%)になるという。
来年の世界成長率は平均2.4%と、ことしの見通し(1.8%)を上回る見込み。EIUは、世界経済にとって最大のリスク要因として「(米国の)深刻な不均衡」を挙げた。
米国については「設備投資に回復の兆しがない。雇用情勢は依然としてぜい弱で、個人消費の持続的な回復を支えることができない」と指摘。「二番底をつけるとはみていないが、来年初めも成長は緩慢ペースになる」との見通しを示した。
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