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(回答先: 速水日銀総裁:円が安くなれば購買力が減って信認失う−参院委 [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 11 月 26 日 17:20:11)
[東京 26日 ロイター] 塩川財務相は、円安が進めば、金利上昇の緩衝は十分に出来るとの考えを示した。
参院財政金融委員会で大塚委員(民主)の質問に答えたもの。
“金利を上げないことが政策として重要ではないか”との質問に対して、塩川財務相は、「円安が進んでいけば、(金利上昇の経済への悪影響の)緩衝は十分に出来る。国際金融、レートとの関係が微妙だ。潜在的生産力が発揮されるかが、日本経済の将来の一番のポイントだ」と述べた。
“円安が進めば、輸入物価が上がり、金利上昇につながる”との指摘に対しては、「その分、名目成長率が上がり、実質金利負担は減る」と説明した。
また、為替相場について、速水日銀総裁は、「通貨を出す以上は、出した通貨は、世界中に好んで持っていかれるように、通貨の価値が下がっていかないように、安心して持っていくように、物価の安定・通貨の安定を調節していくことが中央銀行の役目」と述べた。