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(回答先: Re: (保険封鎖の始まり)生保の予定利率下げへ法改正・金融庁方針 投稿者 // 日時 2002 年 11 月 25 日 11:32:24)
高木金融庁長官は、破たん前の生保について、予定利率引き下げを認める方針を決めた、とする一部報道について、「そういう事実は全くない」と述べた。
定例の記者会見で述べたもの。
また、長官は、「広く勉強することは必要だと思っているが、今は、その域を出ていない。方向を決めたということは全くない」と語った。
きょう午後に発表された主要銀行の中間決算については、「まだ、コメントできない」としたうえで、「一般論で言えば、厳しい経済状況の中、不良債権処理加速を期待しているし、収益力の向上と徹底したリストラは、一層の努力を期待している」と述べた。UFJホールディングス<8307>が、破たん懸念先以下の不良債権1兆円程度を会社分割により設立する子会社に移管する、と発表したことについても、「全く聞いていない。良く聞いてみたい」と述べるにとどまった。
金融再生プログラムの工程表について、長官は、「今、しっかり議論して、詰めている状況だ。文字通り今月中だ」と述べ、今月中に公表する方向に変わりがないことを示した。
生命保険契約者保護機構の公的資金枠の延長問題について、高木長官は、2000年の改正の際に付則で、“3年以内に検討し、必要があれば適切に措置”と書かれているとし、3年後というのは、来年6月に当たるとした。そのうえで、「方向性は出ていないが、業界の負担能力はどうかなどを含め、検討を進めることになる」と述べた。