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2002年上半期(1―6月)の中国の投資受け入れ額が前年同期比18・3%増の231億ドルとなり、171億ドルだった米国を抜いて、初めて世界一の投資受け入れ国となった。日本貿易振興会(ジェトロ)の集計でわかった。
昨年の世界貿易機関(WTO)加盟以降、外国企業の中国進出が加速しているためで、ジェトロは「今年1年間でも中国が世界最大の受け入れ国になる」と見ている。今後も中国は全世界の資金を吸収する「マネー・センター」としての地位を高めていくのは確実だ。
中国への投資シェアを国・地域別に見ると、1位が香港で33・3%を占め、英領バージン諸島(11・0%)、米国(10・0%)、日本(8・3%)が続いている。
一方、これまで首位だった米国は、景気低迷の影響で今年上半期の投資受け入れ額が81・8%もマイナスとなった。日本は、仏ルノーによる日産自動車への増資などで94・3%増となったが、受け入れ額の61億ドルは中国の4分の1の水準にとどまっている。
(11月24日03:06)