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東京電力(TEPCO)の原子力発電所の損傷隠し問題の不祥事で、原子力発電所の稼動が相次ぎ中断し、代替エネルギーの火力発電の需要が急増。これにより日本が発電用の燃料となる「低硫黄のバンカーC重油」の供給不足に陥り、これを補てんするため韓国からの日本輸出の需要が増えている、と業界が伝えた。
21日までの業界によると、SK、LGカルテックス精油、エスオイルなど国内の大手精油メーカーがこれに目を付け、早い業者ではすでに先月から輸出に乗り出しているという。SKは10月に20万バレル、11月には34万バレルを輸出し、12月も7万バレルを送る。LGカルテックス精油は11月に20万バレル、12月に33万バレルを船積みし、エスオイルも11月(4万バレル)から12月(4万バレル)、来年1月(20万バレル)まで日本側に供給する契約を交わした。
これまで国内メーカーは日本にガソリンや灯油などを輸出したことはあるが、低硫黄のバンカーC重油の輸出は今回が初めて。精油業界では思わぬ「日本特需」で、今年の輸出規模が426億ウォン台に上ると期待している。