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【ワシントン=吉次弘志】米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ理事は21日の講演で米国の政策金利がゼロになり、デフレが懸念される場合には「金利にこだわらずあらゆる手段を使って総需要を刺激する」と表明した。一種のインフレ目標に当たる「長期金利の上限の明示」にも言及。FRBによる国債購入拡大などで政策目標を達成する考えを示した。
バーナンキ理事は「米経済が日本のようなデフレに陥る可能性は非常に低い」と指摘。その理由として経済構造が日本よりも柔軟なことや、金融システムが相対的に健全なことを挙げた。ただ「デフレの可能性を排除するわけにはいかない」とも述べ、FRBが処方せんの研究を進めていることを示唆した。
FRBの政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は年1.25%まで低下しており、もう一段の景気減速があれば日本のような「ゼロ金利」が視野に入る。バーナンキ理事は「金利がゼロになればFRBは手詰まりになる」との見方に反論し「個人的見解」と断った上で考えられる政策手段を提示した。 (13:00)
★ お手並み拝見ですな。FRBが全知・全能とは思えないしね。
日本政府だって、今なお、デフレ・スパイラルだという現実を認めていない。