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【サンパウロ=窪田淳】経済危機が続くアルゼンチン政府と国際通貨基金(IMF)との支援交渉が越年する公算が大きくなっている。IMFが求める経済改革が年内に完了する見込みが少ないためだ。経済財政省幹部が20日、示唆した。
ブラジルで開いた世界経済フォーラムの会議の席上、アルゼンチンのニールセン金融長官は「我々は強い使命感を持っている。年明け後も数カ月間、交渉しなければならなくても何の問題もない」と発言した。
同国政府はIMFとの合意の遅れから、今月14日には世界銀行に対する債務の元本を払わず、国際金融機関に対しても事実上のデフォルト(債務不履行)に陥った。
ドゥアルデ同国大統領は18日、IMFの求めに応じ、州知事や各政党の代表者らと財政赤字削減などを柱とする12項目の協定に調印。しかし、IMFは協定を結ぶだけでは不十分とし、内容の実行を保証するよう求めている。 (13:01)