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政府・与党は21日、2002年度補正予算案の大枠を巡る調整を続けた。政府側は新型の公共投資1兆円、雇用対策や中小企業金融などのセーフティーネット(安全網)整備に1兆5000億円などを盛り込んだ追加歳出総額3兆7000億円の最終案を決定し、同日午後、与党3党の幹事長らに提示して協議の上、同日夕の政府・与党政策懇談会で決着する見通しだ。
この日は、山崎拓・自民党幹事長ら与党の幹事長らが朝から都内のホテルに集まり、財務省の林正和主計局長から補正予算案の説明を受けた。財務省側は公共事業1兆円、安全網整備1兆円に義務的経費1兆2000億円を加えた3兆2000億円の政府案を提示した。
しかし、与党側がもう一段の上積みを求めたため、政府の最終案は安全網整備に5000億円を上積みしている。これにより、税収減の穴埋めなども含め、国債の追加発行額は4兆円台後半に達する見通しだ。
与党内にはさらに公共事業の上積みを求める声があるものの、午後の与党幹事長・政調会長らの協議などでは、最終的に受け入れるものと見られる。
(11月21日13:39)