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日銀は20日午前、金融市場への資金供給を増やし始めた。市場の資金量を示す民間銀行などの日銀当座預金の残高がこの日の営業終了時点で前日より約5000億円多い18兆6000億円程度となる形にした。前日の政策委員会・金融政策決定会合で15兆―20兆円程度となっている当座預金の誘導目標の「上限をめざす」と決めたのを受けた措置。今後、徐々に20兆円程度に近づくよう緩めの金融調節を進めていく方針だ。
この日は国債の発行が集中するため政府が6兆円強の資金を市場から吸い上げる。日銀は前日までの金融調節で、この減少額を上回る規模の資金供給の実施を決めており、資金の増加分を市場に放置して当座預金の積み増しにつなげた。
日銀は10月30日に当座預金目標を従来の「10兆―15兆円」から「15兆―20兆円程度」に引き上げたが、当初は17兆―18兆円程度に維持してきた。前日の会合では銀行株安などを受けた金融機関の資金繰り不安を払しょくする狙いから、金融政策の現状の枠組みの中で資金供給の強化を決めた。 (11:00)
★ いくら量的緩和を行っても、「国債サイクル」の維持に貢献するだけで、デフレ不況の緩和に貢献することはないということくらいは承知の上で行っている、ですよね。