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[ワシントン 19日 ロイター] 米国のクーパー商務次官(経済問題担当)は、対中国貿易赤字が拡大していることについて、懸念すべき問題ではない、との認識を示した。一部では、この問題が米中間の大きな政治問題になるとの見方も浮上している。
同次官は、記者団に対し、米国の対中貿易赤字は今後数年間は高水準が続くだろうとしながらも、「中国から輸入したいものがたくさんあるほか、米中は関係強化に乗り出したばかりだ」と述べた。
2002年の米国の対中貿易赤字は記録を更新する勢いで拡大しており、1─9月の赤字は736億ドルと、2001年通年の831億ドルに迫っている。
この日発表された9月の対中貿易赤字は102億7000万ドルで、過去最高を記録した8月の108億6000万ドルは下回った。
★ 「米国の工場」を日本から中国にシフトしていきたいということだろう。