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02/08 20:49 肉骨粉処理、甘いチェック 業者が国への報告修正 社会530
共同
国の牛海綿状脳症(BSE)対策事業で肉骨粉を焼却処分した京
都府園部町の廃棄物処理会社「カンポリサイクルプラザ」(山田実
社長)が、二○○一年度の処分量を誤って実際より少なく環境省に
報告、昨年秋になって訂正していたことが八日、分かった。
事業主体で農水省所管の社団法人「日本畜産副産物協会」には、
同社に焼却を委託した肉骨粉製造業者を通じて実際の処分量が報告
され、焼却のための補助金が支給されていた。関係者からは「補助
金を出すのに国のチェック態勢がなっていない」との声が上がって
いる。
京都府や関係者によると、カンポリサイクルプラザは徳島市内の
肉骨粉製造業者などの委託を受け、二○○一年十二月から昨年三月
までの四カ月間に計約五千四百トンの肉骨粉を焼却した。
しかし同四月、環境省の任意調査で、四カ月分の焼却量を回答す
るべきところを間違えて三月一カ月分の「二千十四トン」と報告。
その後、報告ミスに気付き、昨年十一月に京都府を通じて数字を修
正したという。
肉骨粉の焼却費は、焼却を委託した製造業者が請求し、日本畜産
副産物協会から処理会社に直接支払われる。
カンポリサイクルプラザの処理施設は園部町の誘致で二○○一年
十月に完成。同社は昨年二月以降、野中一二三町長がかつて社長を
務めた花苗会社に約四千万円を送金したことが明らかになっている
。
(了) 030208 2048
[2003-02-08-20:49]