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アメリカの宗教分布だが、キリスト教の影響力は全体として衰弱にむかっているうえに、キリスト教徒の過半数はカトリックである。イラク戦争に対してはローマ法王の立場を支えているので、アメリカキリスト教徒の少なくとも過半数は、ブッシュ政権の戦争決断に反対している。
1995年オクラホマ連邦政府ビルテロ事件で政権から血祭りにあげられ、死刑に処された白人青年はキリスト教右派(原理主義系)だった。今後米国内テロ事件はアルカイダとキリスト教右派が合流して連邦政府攻撃をしかけている、という枠組みで喧伝されるとみられている。キリスト教右派は伝統的に、連邦政府をNWO(新しい世界秩序論)とともに徹底して攻撃してきている。連邦政府とキリスト教右派は敵対関係にある。ウエイコの事件も思い出されたい。教会内に銃がおいてあったというただそれだけの理由で、連邦政府が教会にたてこもった原理主義系の信者たちを子供女性もろとも皆殺しにした凄惨な事件だった。原理主義系はこれをいまでも深く根にもっている。