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読売新聞社より
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030310i301.htm
米国出身の建築家ウィリアム・ヴォーリズが設計し、1937年に建設された滋賀県豊郷町立豊郷小校舎問題に端を発した町長解職の是非を問う住民投票は9日、解職賛成票が有効投票の過半数を占め、リコールが成立、大野和三郎町長(47)は失職した。
校舎問題を通じて「強引でワンマン」と批判された大野氏の町政担当継続を町民が拒否する結果となった。出直し町長選は統一地方選の4月27日に行われるが、大野氏は同選挙に立候補する意向を示している。
投票結果は解職賛成が2450票、反対が2070票。当日有権者数は5603人で投票率は82・31%。
阪神大震災後の96年に行った校舎の耐震診断結果から「子供たちの安全が保てない」と校舎新築を進める大野氏に対し、歴史的建物の現校舎の利用を求める住民団体が「補強で十分使える。新築は税金の無駄づかい」などと反発。町長の諮問機関で校舎問題を検討する建設委員会の運営手法も「反対意見を言わせず、強引」などとして今年1月9日、解職請求した。
首長解職の是非を問う住民投票は、合併問題を巡って先月行われた群馬県富士見村(リコール成立)に続いて今年2回目。文化的価値の高い校舎の保存・活用を巡る首長のリコールは極めて異例。
(2003/3/10/08:13 読売新聞 無断転載禁止)