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(回答先: ↑訂正:「イラン国内」は「イラク国内」の誤り 投稿者 baka 日時 2003 年 3 月 08 日 22:04:44)
bakaさん、こんにちわ。
「米英はさっさと撤退する」ことはないと思っていますが、「クルド、バース党、シーア派の三つ巴にトルコとイランが加わって」、さらにはサウジアラビア・シリア・ヨルダンの情勢も混沌になるのを“誘導”し、「米英は高見の見物。」
(アフガニスタン侵略戦術の変形バージョンです)
米英は、「内乱が落ちついた頃」ではなく、「中東諸国自身で内乱を終結させられないから国連軍で終結させる」という謀略で、“国際社会での孤立”からの回復と戦力・戦費の国際負担をはかると考えています。
しかし、そのような状況を恐れているからこそ、フランスやドイツはイラク攻撃に反対しているのであり、そのもくろみは達成できないと思っています。
であれば、米英のイラク攻撃を支持した日本に“派兵”圧力がぐんぐん強まることになります。
>ムスリムの同士討ちなら、欧米人/日本人は一部の人道主義者を除いて、イラクのこ
>となど忘れてしまい、日々のマトリクス的生活に没入状態では?
米国発の情報に頼りきりで、それをさらにご都合主義的に取捨選択したり矮小化する日本メディアを通じて情報を得ることになる多くの日本人は、そのようになると思っています。
自衛隊が“治安維持目的”でイラクや中東に派兵されても、カンボジアのときと同じようなものだと受け止める人たちが多いかもしれませんね。
欧州諸国国民は、米英の意図を感じ取っており国内にムスリムを多く抱えてもいるので、日本のようなことにはなりません。
やはり膨大なムスリム(黒人にも多く1000万人を超える)が生活している米国は、権力によって激しい“治安維持体制”(弾圧体制)が敷かれることになります。