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(回答先: 「寄生性」＆「知的謀略」が国際金融家や国際商人の“危険因子” − トヨタなど日本の国際商人（輸出優良企業）も“危険因子”を持ちつつある − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 06 日 22:07:51)
こんにちは、あっしらさん
「ムスリムにしてみれば、強欲者はいるとはわかっていても、そこまでしてその目的を遂げようとする強欲者がいるとは思っていないし、米国や英国の国家支配者たちがそれほどとんでもない人たちだとも思っていないようです。
イラク攻撃も、イラクの原油が目的だと思われています。まさか、イスラム社会にとって重要な価値規範である“利息取得禁止”を「近代化」の名のもとに捨て去らせようとしているとまでは思い至らないのでしょう。
（西欧的政治参加制度を少しずつ導入すれば危難を避けられるのかなというくらいに思っています）」
まず、パフォーマンスなし、つまり演技なしの政治家は、ほぼいないという前提で、、、
○アラブ諸国の政治家。
モスリムをひとくくりにしてしまうのは、雑すぎますが、イスラムという言葉で大義名分をつくって、その本音は、自分の身の安全。イスラムで身の安全が保障されると信じ切れてないから、結局、寄生を許すことで、身が安全になったつもりでいる。国政なんて、あってないようなもの。代議士の方は、国がどうなろうと、知ったこっちゃない。裁判も、袖の下で決まるなら、大臣も、袖の下。実は、最終学歴が小学校の文字の読めない大臣も登場してます。国内向けに自分の地位が守られて、国外向けにも、いい顔ができれば、問題ない。9.11だって、国内向けには、アメリカの陰謀だ。っとあおっておいて、自分たちは、国民の見方であるかのようにとる格好の材料だったかも。
○モスリム
一般平均的な方、つまり、中等教育を終えて、お父さんの仕事を手伝う、あるいは、家事を手伝う、80年代のインティファーダー、90年の湾岸戦争などをターニングポイントにして、イスラムに目覚める。真実を知ろうと突っ込みすぎると、あらぬ嫌疑で、牢屋へ。牢屋では、数年に何度か暴動たら、火事が起きて、囚人はなくなられる。牢屋のお掃除ですね。突っ込み過ぎないように、してるだけでは、国を立て直すことも、寄生をおさえることもできない。
○例外の人。
ヒズボッラーのリーダー、ハッサン氏あたりは、パフォーマンスなしで、寄生にも警戒して、どっちにも、こっちにも、対抗して、イスラムを説いている一人だと思います。ただ、彼自身、身が危ない。影武者説が絶えない。事実、影武者がいてもおかしくないが、彼に励まされるモスリムは多いはず。影武者説が、彼の支持を妨げる寄生側陰謀としても、彼の演説は一貫している。影武者でも支持が絶えることはない。
ついでに、先日の、アラブ首脳会議で居眠りして、起きたかと思ったら、サウディをののしってしまったカダフィ大佐。今回の首脳会議に限った話じゃないけど、いつわりない発言と行動で、アラブの団結を妨げる。たぶん、リビアは、そういう意味で、寄生されてない健全な国かもしれません。
○西欧的政治参加制度
アラブの首脳陣は、一貫して、ご自分の身のことのみです。
ですから、必要ないです。いくらでも、このようなあぶない話は、各国あったはずですが、言論統制ばっちりで、どこのアラブも、安泰です。だらか、アラブの知識人は、アラブに住めないでしょ。9.11で、アメリカにも住めなくなりました。つまり、アラブにも、寄生したい方にとっても、目の上のたんこぶなんでしょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。