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(回答先: Re: Re:皇帝というより「巨大機械」の暴走みたいなものではないかな 投稿者 ×× 日時 2003 年 3 月 04 日 03:15:46)
「××」さん こんにちわ。 たびたびのレスありがとう。
○ 最初にお断りしますが、ヘーゲルは私の頭ではついていけません。 私の念頭にあるのは普通の近代法レベルです。 法哲学って言うほど高級な話は私には無理ですのであしからず。 だけど私の理解では、彼が理想とした「理性国家」は第一次大戦の塹壕線の中で破産したんです。 それでは「悟性国家」に破れたのか? とんでもない。 「悟性国家」群である連合国も論理的に破産したのです。 第一次大戦は、悟性のかけらも感じられない人類史最大の蛮行でした。 まして戦後ドイツに賦課した巨額賠償金にいかなる悟性があるのか。 ヘーゲルは20世紀の始まりに敗北したんだと思っています。
○ 申し訳ありませんが、映画はほとんど見る習慣がなく、ご教示の映画も見ていません。 すいませんね。 ですから映画を語る資格がありません。 その上で言いますと、「ディアハンター」(確か1977年くらい)が別格の存在だと思っています。 ベトナム戦争関連の映画なんですが、「素晴らしい」という他の言葉がない。 アメリカ人の凄さを感じました。 こんな映画を作れるのはやっぱり高度文明です。 中東戦争でも早く気がついて「復元」してほしいです。
○ 中世と北朝鮮は少し違うかなとも思うんですが、正直言ってよく分かりません。 すいません。 別の価値観を理解するのは本当に難しいです。