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(回答先: アメリカのイラク攻撃賛成 投稿者 596 日時 2003 年 2 月 17 日 23:04:52)
19世紀以降第二次大戦以前は居留民保護やら宗教的同胞の保護が戦争口実、他国制圧口実として利用された。
第二次大戦戦後以降現代まで一方の国が他国を侵略する要素が国境紛争そして内戦当事者加担介入援助を口実にした他国進入(冷戦の典型的戦争パターン)制圧未遂。
この国境紛争が一方の国の他国制圧に転化するきっかけは他国の一方の国への刺激にある。
国境紛争から他国制圧にむかう一パターンだったイラクのクウェート制圧の原点、クウェートの原油増産による先進国向け原油叩き売り。
米国のそれへの排除の人非人性とそれを口実にした米軍湾岸駐留という外形の米軍湾岸アラブ制圧。これは日英の米軍支援の賜物。在日米軍基地と英領ディエゴガルシア米軍基地の後方支援があってこそのもの。
その一方の在日米軍基地の発祥は50数年前の米軍対日征服戦勝利日本制圧にある。戦後の極東の軍拡合戦はこれを起点としている。米軍は日本占領制圧とその直前に広島長崎原爆破壊を通じてソ連を威嚇した。極東政治が米国ペースで進むことを恐れたソ連は核実験成功と金日成の韓国侵攻申請への許可を以て米国ペースの極東情勢に釘を刺し、米軍は広島長崎同様の韓国人民「誤殺」殺戮にソ連の「釘刺し」に答えた。中共は台湾攻めを妨げる目の上のたんこぶの北朝鮮制圧国連軍を南に押して撃退させ、最悪半島の南北分断を招いた。事実上の米中陸戦米ソ空中戦が半島で展開された教訓として中ソは通常兵器劣勢分の大量破壊兵器軍拡による対米バランスを志向した結果が現在の極東における大量破壊兵器の多さにつながっている。
要は現在の軍事情勢の根源はすべて米国にあるということである。