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ここ数日間のニュースを見ていると、難局にさしかかっている政治情勢を「これ幸い」とばかりに利用して、日銀による既発国債の全量買取や健康保険の3割負担反対を叫び、再び闇金政権の復権をもくろむ 橋本・野中・亀井ラインの動きが活発化しているようだ。
しかも今回は特権的金持ち集団である医師会とツルンで、医療制度の経費削減議論抜きで、大赤字を続ける健康保険の自己負担率引き上げ反対を正面にすえての策動が中心だ。そもそも医療制度の改善をさせないから健康保険会計が逼迫しているのに、目先の利益だけを国民の目の前にちらつかせ、将来の財政事情がどうなるかを考慮せず、またぞろ国の会計を大赤字に突き落とそうとしているのだ。税金を食い散らし国債1000兆円の現状を作ってきた張本人が、復権を目指して動き出したことに危機感を持っている。
昔、役人をやっていた時に痛切に感じたことだが、連中の頭の中にはバランス感覚など一かけらも入っていない。右も左も同じようなもので、兎に角自分の懐に闇金さえ入るならば、国の将来がどうなろうと連中にはどうでも良いことなのである。だから、平気で北朝鮮・韓国・中国など制度的欠陥の大きな国に取り入るようなことをし、国内では建設・環境・農林・医療などの分野で「3割戻し」をさせて国庫を疲弊させているのだ。人権ゴロをやるような連中だから汚いことは解っているつもりだが、それにしてもあまりに汚なすぎる。
野中や亀井が公安委員会や警察庁のトップのポストに就いてきたのも、警察権力を抑えておかなければ自分達の一派が逮捕されるからに他ならない。人間としてもクズに分類されるようなやつらは一刻も早く権力の世界から追放するべきではないだろうか。