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まあ、あんまり関心がある人が多いとも思えないけど
解脱に関しては主に2つの考え方があるようだ。
初期の仏典によると、解脱とは、一切の執着を断つこととされており、大量殺人者アングリマーラもまた解脱したとされている。
つまり「殺人が生み出したカルマは解脱によって消えた」と考えるのがテーラバーダだ。
一方、梵我一如を以て解脱とするヒンドゥー(オウムはこちらに近い)の立場からすれば殺人の汚れが消えない限り解脱に至れないということになる。
しかしミラレパ伝説に見られるように解脱者は殺生を犯しても汚れにはならず、
殺生が汚れとなるのは世界を相対的に観る非解脱者においてのみということだ。
だからポアも可能ってわけだね。
>行為の結果の罪穢れを払拭せん限り輪廻からは逃れられん。