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異星人による地球介入・人類改造プロジェクト 【フランス国立科学研究所】
投稿者 評議会議長 日時 2003 年 2 月 06 日 20:42:34:

【ユミットによる地球介入、人類改造プロジェクト】 フランス国立科学研究所 主任研究員 J.P.プチ著

(引用開始)
UFO現象は単なる目撃騒ぎや、人体実験の証言などのセンセーショナルで興味本位の事件ではなくなった。UFOといえば科学界ではタブー視されるほどのうさん臭さが付きまとうのが常であったが、今や、ある意味では人類の真の脅威になりかねない、もっとも深刻で避けて通ることのできない段階に突入してしまったのである。(中略)

わたし宛に送られて来たユミットの手紙には、最初から地球社会が自己破壊的な兵器を開発し続けることに対する危倶の念が表明されていた。回を重ねるたびに手紙の調子はわれわれ人類への警告の度を強めて来ている。そして今、わたしが本書の執筆を終えて一段落した矢先に、大変な内容の手紙をたまたま入手した。

それは一九八八年にスペインのハヴィエル・セラという名の人物のところに送られて来た手紙である。内容は、ついに明かされた宇宙人の地球介入計画であり、人類改造のプロジェクトなのだ。
もしこの手紙が本当にユミットから送られて来たものだとしたら、まったくもって恐るべきことであり、本書の結論 地球人との段階的接触スケジュール もこうなると話は全然違うものになってしまう。ユミットの地球滞在の目的は単なる調査研究や、高度な科学知識の段階的普及だけではないのである。いざとなれぱわれわれ人類は完全に彼らの保護監察下に入ってしまうのだ。読者もまず始めに、この手紙に目を通していただきたい。

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親愛なる地球OYAGAAの人々へ 1988年1月30日付

「われわれはあなたがたの惑星に、あなたがたの知らなかった、複数の宇宙や一〇次元の基本的要素IBOZOO UUを論じた文書を配布した。だが、それをきちんと利用するために必要となる情報や、数学的モデルや、データまでは与えていない。
じつを言うとわれわれの倫理UAAに従えば、銀河系の人間文化の進化プロセスヘの介入は禁じられているのである。仮にわれわれが干渉したりすれば、あなた方の社会を大変な混乱に陥れることになるだろう。大量の知識は一どきに消化吸収できるものではない。ある種の情報を吸収するプロセスは、かなり時間をかげて働くものである。それにあなたがたに質料や、情報や、エネルギーの性質に関わる先端理論モデルを教えたりしたら、すぐに悪用されるのは目に見えているではないか。たとえばガン治療のためにDNA連鎖にアクセスして、それを変更するテクノロジーがあれぱ、ガンという病気そのものよりもっと人を死なせ、苦しめることのできるバイオテクノロジー兵器を造れるようになるのだから。(中略)

あなた方はわれわれに、何らかの科学知識を授けてほしいと要求する。だが、もしわれわれがそれに応えた場合、どんな結果が生じるかは理解できていないのである。唯一可能なのは知識をきちんと吸収できるようにゆっくりと、少しずつ伝えていくことであり、それがまさにわれわれがこうして手紙を通じて実行していることなのだ。(中略)

電話で接触した地球人の中には、精神的にも肉体的にも苦悩しているこの崩壊寸前の社会に、早く介入して来てほしいと執拗に頼んでくる人もいた。もちろんわれわれとしては、組織の異形性変化や、重度の心臓病や、免疫システム破壊ウィルス(エイズ)のような深刻な病気と闘うための、魔法のような方法を伝えるために、直接介入することもできる。経済的なクリーンエネルギーの造り方や、食用蛋白質や脂質を量産する方法を教えることもできる基本的人権や、社会正義を尊重するよう政府をどうしたら実現できるかを教えることもできる。そうやって地球社会を再構築すれば、エデンの園に近いものが出来上がるだろう。

あなたがたを飢えと、悲惨と、抑圧と、不正と、同類への悪意から解放することができるわれわれこそは、罪を贖う天使であり、新たな救世主だと思う人もいるかも知れない。その意味ではわれわれが意図的に介入を拒んでいるのは矛盾した、エゴイスチックなやり方に思えるかも知れない。われわれにはこうした方法があり、それをあなたがたに教えることが可能だ、と正直に言っているのだから、なおさらのことだ。われわれはバイオテクノロジーと遺伝子操作によって、とうの昔にどんなウイルス感染因子でも病原菌でも退治することができる態勢になっている。(中略)

地球に対するウンモ中央政府UMMOAELEWEEの政策

解決として効果的なのはわれわれのような銀河系の種族とか、地球を訪間している別の種族が介入して、地上の権力を掌握することであろう。われわれが姿を現わし、宇宙人だという動かぬ証拠をつきつけるのは簡単だ。われわれには強力な強制手段がある。一八人を超えない集団(現在地球に滞在している探検隊員の数)が、惑星ウンモのテクノロジーをもってすれば、世界の超大国の政治指導層をひざまずかせ、権力を掌握することは十分に可能である。もっと力のない国々は何の抵抗も示さないだろう。なにしろわれわれには反対者を殺害したりしなくとも、抵抗を抑える手段があるのだ。

そうなれば世界中の国がひとつになって、この再構築のプロセスが進行している間は、惑星ウンモの中央政府UMMOAELEWEEから派遣されたユミットの監督下に置かれることになるだろう。われわれは地球のために特別に開発された科学的モデルに従って、地球社会の改造に乗り出す。だが細かな決定機構の運営は、原則として脳皮質の構造を基準として選ぱれた地球人の手に委ねられることになる。彼らはわれわれのセンターで短期間の研修を受けた後、各所に配属されるのだ。この転換=再教育の第一段階では、現存の政府の多くはそのまま維持される。ただしその場合でも、われわれの中央政府の指令には絶対に従わねばならないのである。腐敗した指導者は、もっと適格で正直な人物と交代することになるだろう。
この第一段階の特色は、低抗運動があちこちに発生して、サボタージュや、国家的宗教的ヒステリー現象が現われることである。だがそうなれば、われわれのほうでも人員を増強し、これらのセンターに集結させることとなろう。われわれには外傷を与えることなく脳神経の活動を麻痺させる装置があるのだ。抵抗する者は、再教育センターに送り込むことになる。誤解のないように言っておくが、そこで行われる手当は、当人にとってはしごく快適なものである。

われわれの地球人教育プログラムでは、子供たちをイデオロギーに毒されない幼い頃から、きちんと隔離することになっている。そして惑星ウンモの影響を極力排除して、地球固有の文化に基づいた人間形成を行うのである。惑星ウンモから地球に派遣された指導者は、地球の科学や、歴史や、イデオロギーや、民間伝承などの諸要素のうちから、基本的に大きな誤りのないものを取捨選択するにすぎない。宗教としてはイエス・キリストの教えを徹底させることになるだろう。その他の宗教は歴史として教えるだけで十分だ。民族や地域によって異なる風俗習慣は、文化の発展や、健康の維持や、社会の調和の妨げとならぬもののみを尊重することになるだろう。

もちろん破壊的兵器のための技術や施設は、民生用に転換される。地球全体を一つの統一した社会として機能させるためには、産業の基盤も徐々に転換していかねばならない。この計画実現のため、地球の専門家もわれわれのスタッフとして協力してくれることが必要となる。生産手段は段階的に、国境を越えて共有化されることになるだろう。初期段階では企業は協同組合に変身し、労働者と組合員によって運営されるものとなる。
その次の段階では管理運営は地域社会に委ねられ、民主的な方法で選ばれた集団指導体制に移行する。市民は常時これを監視する立場にある。それと並行して、自力でプログラムを作れる情報処理ネットワークの構築も、飛躍的な進歩を遂げることになるだろう。

第三の段階では、信頼性のある地球規模の経営モデルと、経済や気象や社会や大気汚染などのパラメータに基づいた所得分配モデルとに従って、経済活動の集中化が行われる。この段階ではわれわれの仲間は後見人としての、カウンセラーとしての役割を果たすのみである。政治経済の運営は、民主的に行われる。われわれの指名した平均的もしくは最重要ではない人々に一任されるのである。この選ばれた地球人の仲間は、国際議会の議員ということになる。われわれユミットは、地球人が大きな誤りを犯し、深刻な事態に陥る危険を認めたときにのみ、注意を促す役割に甘んじることになるだろう。ユミットの派遣部隊は、諮問委員会に情報を提供するという形で地球の中央政府に協力するのみである。
とは言え、警察力は惑星ウンモの管轄下に入り、ユミットの専門家を迎え入れることになるだろう。われわれの指令に従う地球警察には、一定の範囲に生息する哺乳類すべての脳神経を麻痺させる、特殊な装置を貸与するだろう。これはわれわれの技術を地球にもたらす例外中の例外である。使用は容認するとしても、あなたたちがこの装置の秘密を探ろうとしたら、すぐにも自爆するしくみになっている。
われわれは新しい司法制度を定めることになる。犯罪者の矯正はイエス・キリストの真の教えに基づく倫理規則に従った、近代的かつ強力な心理的再教育によって行われる。最初の段階では、われわれが完全に権力を掌握する。そしてもっと科学法則やイエスの教えに適った、新しい市民社会モデルが構築されるその度合に応じて、少しずつ地球人による組織に権限を委譲していくのである。

このような介入モデルは、もちろん仮定の話である。われわれがあなたがたの社会の自然な進歩の条件を乱すような決定を下すことは、絶対にないであろう。ただし核戦争や、プラズマ兵器や、生化学兵器(化学兵器の使用だけでは種の滅亡につながるような戦乱にはならないだろうが)によって、社会機構が破壊される危険が差し迫っていると判断した場合には、われわれは本気で介入しようと考えているし、介入することになるだろう。
重ねて言うが、われわれにとっては地球上の人類がこのままでは滅亡するという確信のみが、介入の倫理的根拠となるのである。そのような場合には、われわれは地球人の自已破壊のプロセスを停止させるにとどまらず、前述の計画を実行に移すことになるのであろう。

このような状況が生じる確率がどの程度あるか、それを判定するのは難しい。われわれは一九七五年の時点で、すでに救援計画を策定している。講じるべき対策の細かな点については、定期的に見直しが行われているが、その基本方針は変わっていない。この方針はDEI97の息子DEI98とAIM368の娘YU1が、地球の盲目的進化を危倶したことがきっかけとなって策定された。彼らはウンモ中央政府に対して、その可能性はほとんどないとはいえ、地球人が集団自殺してすべての動物種が滅亡してしまうのを防ぐためには、やはりわれわれが介入する必要がある、と報告したのである。

そこで万一の場合の救助作戦として、適切な処置が検討された。
われわれはまず、地球のあちこちに外界から遮断された地下の避難所を建設した。酸素や、水や、エネルギーや、食糧を自給する設備を造った。われわれの探検隊や地球の一握りの人々だけは、核やプラズマや生化学兵器による全面戦争が勃発した場合にも、生存し続ける必要があるからである。この隠れ家にいれば、戦争が開始されても環境の変化や感染の危険のために外気に触れることが不可能とされる五〇〇日間は、生存可能である。
これらの基地には、もうひとつの目的があった。基地にはわれわれの探検隊員が地球全体の権力を掌握せねばならなくなった場合に使用するはずの、特殊な装備が保管されてあったのである。
このような事態が起これば、次の諸国を管理下に置くことが予定されていた。
アメリカ・ソ連・カナダ・イギリス・中華人民共和国。
そして第二次増強部隊が惑星ウンモを出発し、次の諸国を管理するための強制手段となる装備を運んでくる手はずになっていた。
ドイツ連邦共和国、イタリア、ルーマニア、アルバニア、スペイン、フランス、日本、ベトナム共和国、北朝鮮、アンゴラ、南アフリカ共和国、イスラエル、イラン、パキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシア、メキシコ、パラグアイ、チリ、インド連邦、ブラジル。
その他の国々は、ある程度まで主権を認めて、軍事機構を壊滅させるという脅しをかけながらも、その国の指導層が次第にわれわれの管理下に入るまでは、警察機構も維持しておくのである。

われわれの第一次探検隊がフランスに到着し、地球の住人の言葉や社会文化的構造が大体分かってくると、あなたがたの惑星では、生命が大量に自已破壊する危険があることに気がついた。これはきわめて深刻な状況である。中華人民共和国の理論物理学の専門家が、たとえ理論的モデルの粗描という形であれ、プラズマ兵器を研究対象にしたようなことはない。核分裂による爆弾の弾薬庫はごくわずかの国にしかなかった。米ソだけが(アメリカのほうが技術面では一日の長があるにせよ)核分裂=核融合の未来の兵器の開発に血道をあげていたのである。

われわれがフランスの第二事務局(情報課)の機密文書にアクセスできたときにはすでに、新しくてもっと精巧な兵器の技術開発が不可避であることが判明した。量子物理学や分子生成についての知識がこの調子で発達すれば、あなたがたが今後社会政治的バランスを確立しない限り、一九九五年までには必ずや地球から生命を消滅させうる破壊手段を持つことになることが分かっていた。
われわれは直ちに、最初の介入プロジェクトを考案しはじめたのである。地球来訪の当初の目的は、単に地球人類とそれを取り巻く生物学的地質学的基盤を秘密裡に研究することだったのだが、早くもあなたがたはわれわれにとっては悩みの種となってしまった。
それでも一九五〇年代までは、とくに急を要するようなことはなかった。当時は人類の滅亡なぞはあり得ないことだった。だが、われわれの未来予測では、この危険がいつかは現実になるだろうということが明確であったし、以後の推移はその見方を裏付けるものであった。

介入計画は今日も見直しが続けられてはいるが、大きな問題が残されている。政府の行政機構に介入して迅速に無力化する決定がなされた場合、われわれとしては地球社会との接点となっている、手紙を通じた既存のネットワークシステムを頼みとすることはできないであろう。この微妙な点を、ここでもっとはっきりさせておきたい。

流血の事態を想定した介入モデルに従えば、最初の段階においてはこのような接触システムを造る必要はない。敵の指導者を捕まえて物理的に抹殺するまでだ。敵の防衛システムを制圧し、われわれがどれほどの強制手段を持っているか、その証拠を見せるだけで十分ではない。だからわれわれとしても、そのようなことに貴重な時間を費やすわけにはいかないのである。そんなことをしても侵略と勘違いされて、抵抗運動が発生するだけであろう。
われわれが制圧すると言う場合、それは地球の社会経済組織に深刻なダメージを与え、集団的パニックを引き起こし、労働や行政の機能を麻痺させるという意味ではない。むしろそのような事態を回避しうるような、権力機構へのアクセスの仕方のことを言うのである。
あなたがたには当然、このプロジェクトの基本方針を明かすわけにはいかない。ただ、これは各国の決定機関にいるあなたがたの同胞を対象として、攻撃的行動において決定的役割を果たす扁桃体ニューロン構造や、前頭部と視床部皮質の樹枝網を遠隔操作するものである。マスコミはすべてわれわれの支配下に入る。そして、人を不安にさせずに変革のプロセスを徐々に浸透させるために機能することとなる。それはこのような自覚が次第に深まって、ついには地球の最高峰の知性が、地球の支配権は地球外生命体の手によって掌握されたのだと同胞に知らせるようになるまで続けられるであろう。

この段階ではわれわれとしても、一部の地球人たちの協力が必要となる。われわれの真の目的を、われわれの誠意を、深い意図を悟らせて同胞を落ち着かせるために、われわれがどのような緊急の事由によって一時的にせよ地球の支配権を奪取するような挙に出たのかを理解させるために、彼らにわれわれと地球人との架け橋の役割を果たしてもらうのである。
そればかりでない。彼らはわれわれの直接行動に直面したあなたがたが何を必要とし、どんな欲求不満に悩み、どの程度の不安や苦悩を抱き、不正が行われているという感情を持つかを、もっと公正に正確に察知する手助けをしてくれることになるだろう。われわれはこうして得られたデータに従い、あなたがたに対する戦略を修正していくのである。このように対策を講じないとしたら、二つの人類間のコミュニケーションの可能性は(一方が一時的に制圧されてしまうわけだから)ゼロとなってしまうだろう。
あなたがたの集団的不安や、未知の宇宙人によって支配されているという感情によって、攻撃と、恐怖と、自殺と、組織や国家活動の破壊と、人口移動の強迫的社会現象とが生じ、収拾のつかない事態になるだろう。われわれがテレビに登場して、あなたがたの不安を静めようとしても、何の役にも立ちはすまい。敵の侵略者が相手を説得できるわけがないのだから。

われわれはこうした点を考慮して、まず少数の地球人グループを育成し、彼らを万一の際に向けて準備させることに決めたのである。このプロジェクトには大きな困難が伴っている。われわれは著名な政治家を選ぶわけにはいかなかった。そういう人こそ介入の決定が下されるとまず第一に制圧しなければならないからだ。科学者もやはり駄目である。彼らはすぐにも、われわれの正体の物的証拠を要求するだろう。だがわれわれとしてはいくつか重大な理由があってそうするわけにはいかないのである。社会的文化的に言って下層に属する人々に接触する考えもなかった。そういう人の能力では、われわれのもたらすデータの深い意味を理解することは不可能と思われるからである。知的レベルの低い人物は、状況を的確に判断することができず、ましてやそれを客観的に表現することはできないのである。

結局われわれが選んだのは、文化的にも社会的にも中流と見なし得る、エンジニアや、社会科学系の大卒者や、中規模企業の経営者や、公務員などであった。われわれがとりわけ注意して探したのは医者や、社会学者や、心理学者や、ジャーナリストや、情報処理の専門家である。
こういう人たちの心理的生物学的全体像には、種々の能力が現われており、高度の知性や、科学に対する関心や、地球外知性体との接触に対する開かれた高レベルの態度が見受けられる。しかも彼らは社会秩序にはすこぶる敏感で、それが倫理的科学的規則に基づくものであることも理解しているのである。また手紙の発信源を曖昧なものにするために間違った要素を混入して、彼らの疑いを特定の国や制度や人物に向けさせる、というものである。
われわれの意図はこれらの人間を手下にするとか、介入計画が始動した場合に人間を政治的操り人形にするとかいうものではない。彼ら接触者にわれわれの文化や意図するところを理解してもらって、地球との仲介役を演じてもらうことである。(中略)

われわれは当時、何十人という地球人がUFO現象に興味を持っていたことを知っていた。1943年から78年までの期間にわたって、超空間に大きな折れ目が生じたおかげで、われわれは地球のような他の惑星系の文明と接触することができた。とはいえ地球外生命体の侵入は、地球の専門家が考えているよりは、現実にはずっと数少ないものである。
宇宙船は、進んだ文明を有する様々な惑星から地球にやって来た。ごく稀な場合を除いては、われわれは相手のことは知らなかったし、お互いの使命には干渉しないという原則に立って行動してきた。地球の種々の大陸に探検隊を常駐させていたのは、われわれを含めて三つの文明だけである。

ただし地球から九六光年の距離にある惑星から来た第四の種族は、他の種族全部合わせた回数よりも、もっと頻繁に地球を訪問していた。この種族は小柄で頭蓋骨が比較的大きく陥没しており、両腕は萎縮していた。彼らが地球人になりすますことは、その容姿からしてできない相談であった。彼らは一九四八年に(われわれの第一次探検隊より前に)地球に到着し、海中の小さな基地に定住した。そして地球人の男女を何人も誘拐し、外傷を残すことなくその身体を分析したのである。数年も経つと好奇心は満たされたので、彼らは帰還した。だが彼らの行動が大部分のUF0観測のべ-スとなったのは間違いない。
他の二つの集団は、姿形が地球人に良く似ていることを奇貨として、あなたがたの間に紛れ込む方法を選んだ。彼らの目ざすところはわれわれと同様であったが、その戦略は異なっていた。だが彼らは徹底して沈黙を守り、あなたがたに気づかれるようなことは、一度もなかった。彼らの宇宙船は何度か探知されている。彼らはアメリカとソ連に基地を造った。一方の種族は、地球から一七四光年の惑星から、一九六二年にアンゴラに到来した。そして一九六九年からは、アメリカ、ソ連、インド連邦で地球人の中に紛れ込んだのである。ただ彼らは、あなたがたとの接触を一切避けた。

いずれにしても、あなたがたの迷惑となったような文明はひとつもない。どの文明もみな、訪問先の惑星の進化プロセスを妨げない、という普遍的倫理を尊重したのである。
だが例外がひとつだけある。こうした探検隊のひとつが、ヨーロッパや、アジアの様々な国に隊員を派遣したのである。そのうち二人は、われわれが定住する以前にスペインに到着していた。彼らは脳をコントロールする機器を用いて、ある日本人と接触し、その後、この日本人を媒介としてフェルナンド・セスマ・マンザーノという、あなたの同国人と接触した。脳のコントロール技術にかげては極めて先進的なこの文明は、地球人を自分たちの神経生理学実験のモルモットとして利用することを思いついたのである。

彼らは宇宙の普遍的法則を守らず、地球人の生物としての統一性を頭から無視して、種々様々の人間をサンプルとして彼らの脳を操作し、それを中華人民共和国、タイ、インドネシア、日本、イタリア、ギリシャの人々にも適用していった。この実験は、様々なレベルの病理学的構造を誘発することになった。

ここに簡単に説明した地球制圧のプロジェクトに関する情報が、各国の諜報機関に漏れることはさほど心配していない。それには二つの理由がある。つまり、
1.彼らはわれわれのことを信じない。
2.たとえ彼らがこのプロジェクトに関する情報を得て危険を悟ったとしても、われわれにはどんな抵抗をも鎮圧するに十分な手段があるのである。』

アルバセーテにて

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読者はこれを読んで何を感じられただろうか。わたしとしてはどうもこの「人類救済」計画は、ユミットがずっと以前から温めていたもののような気がする。彼らがどうしてもこの計画を実施する必要に迫られる可能性は、今日の地球文明の八方ふさがりの状況からして、残念ながらきわめて濃厚である。

手紙によると、ユミットに限らず地球に今潜んでいる宇宙人の種族は、みな地球人の頭脳を遠隔操作できる、きわめて精巧な技術を持っていることになる。彼らには脳の記憶に貯えられているデータを消去したり、狙いをつけた"人間"の心的現象を自在にコントロ-ルしたりするくらいは、朝飯前なのだ。この種のテクニックは、地球の主たる責任者の心を、本人には気づかれないように操作するために用いられることになるだろう。

ユミットは正式に姿を現わして、「貴重な時間を浪費する」ようなことはしないのだ。そんなことをしても恐怖心と敵対心とパニック状態のメカニズムを始動させるだけだということくらい、百も承知なのだから。地球は速やかに"手かせ足かせ"をはめられてしまうことになるだろう。少なくとも人類の性格を完全に変えてしまうまでの間は、そうするほかはないことになる。
ユミットは人類改造の独自の計画を構想している。強力でしかも「流血の惨事を招かないですむ」ような手段 それは教育である。彼らの計画に従えば、生まれた子供は両親から直ちに取りあげられて、「イデオロギー的感染を未然に防ぐ」ために隔離される。子供たちの精神構造はまったく親とは違うふうに造り直されるのである。人類の未来はユミットたちの手によって完壁にプログラムされており、当事者の意向なぞは初めから無視されているわけである。
(引用終了)

【宇宙人ユミットからの手紙U】仏国立科学研究所 主任研究員 J・P・プチ著 徳間書店

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※惑星ウンモ=地球から約15光年離れた乙女座の中にある惑星。地球文明より約600万年進んでいる。
 姿は地球人の北欧系人種とほとんど見分けがつかないとされる。
 地球までは双子の宇宙構造を利用し、約半年で地球に到達することができる。

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