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(回答先: Re: 血迷ってはいけない 投稿者 エーテル 日時 2003 年 3 月 17 日 20:05:25)
浅薄な議論と断ぜられたKitsuneです(笑)こういった2項対立は浅くないと、、、(笑)
とにかく、、、、簡単にご返答いたします。
1.国連の決めた事を平然と無視し続けるフセインを放置して良いのですか。
軍事制裁を背景に、査察は進展していると考えます。
アメリカに同意せざる得ないのは、現時点での査察の進捗は制裁をほのめかしているから、だと私は考えています。
2.テロとフセインの繋がりの確たる証拠を掴んでいて、それを明かせない理由があるのなら、あなたはイラク攻撃に賛成しますか。
アメリカはテロとフセインのつながりについて実証していませんので、仮定の話にはお答えできません。
しかし、例えばゲリラなどへのピンポイント攻撃が、テロ撲滅の決定打となるなら賛成すると思います。(そんなことはあまり考えられませんが、、、、)
ただしそれが現状得られる情報ではイラクとは考えられません。
9.11が仮にアルカイダの犯行だとして、それらの活動資金源はイラクと袂を分かっているサウジなどのアラブ諸国の口座を経由しています。エーテルさんはイラク攻撃がテロ撲滅のためだと、本当に信じられているのでしょうか?
それを信じるにたる、ニュースソースがあれば逆にお教えいただきたいものです。
別に情緒で、戦争に反対しているわけではありません。
3.イラク人民はフセイン統治下で幸福だと思いますか。
フセイン統治下に関係なく、戦争が続き、経済制裁下に置かれている同国は不幸でしょう。下記をご参照ください。
http://www.unityflag.co.jp/doc/770/0770_67a.html
http://www.alternet.org/story.html?StoryID=14475
またアメリカは戦後のイラクを復興できない、とのBloombergの分析もあります。
http://www.taipeitimes.com/News/worldbiz/archives/2003/03/05/196889
市街戦で市民が大量に死ぬとき、その国家の、民族に、長い期間ダメージが残ると思います。結果、ゲリラや反米勢力がでてくるでしょう。この土地がアラブの民族主義の火種にならないとも限りません。というか、そういう起爆剤になってしまうイラクの戦後を私は予測します。
なので、市街戦に持ち込まれる可能性の高い、現状の戦争の仕方はあまりいい方法とは思えません。
なぜ、アメリカがフセインの暗殺や政権の転覆の選択肢なしに、開戦するのか理解できません。
エーテルさんが、そこまで幼稚園児にでも分かる、とおっしゃるのであれば、お教えください、、、、、ね。