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なんとも豊田グループの社員にしては残念なことだろう。この不景気の時代に、日本経済を牽引している企業が、こんなにもしぶちんである。日本は、おかしな国になってしまったものだ。
かたや莫大な借金をもつ公務員、国民の税金に助けられている金融機関は、市場よりも高給をとり、年功による昇給もあり、優良企業の社員は、平均6500円アップとは、鈴木議員のまねではないけれども、いかがなものか。
ただ、事実豊田自動車のような大型製造業は、社員にたいする福祉の面で、会社は社員にたいして優遇している。グループ企業をあわせると数十万人の社員。いいときはいいが、悪くなると一兆円ぐらいの資金は、すぐにふっとぶ。
日本政府は、金融機関は、特殊利権集団金融関係は助けようとするが、民間企業にたいしては、結構つめたい。不良大企業の再建放棄、金融支援はおこなっているが、根本は金融機関を助けるためである。
民間企業が、もうけているときは、多くの税金を支払い、紙面をにぎわせるが、おかしくなると政府は冷たくなる。豊田自動車も一度そのことを経験しているから、今回のことになったのであろう。終身雇用はたもたれているし。
ただ、豊田グループにとっては、今年からが大変な年になっていくだろう。日本事態がそうであるが、国内のほうは、それほど問題がないが、すでに経営陣は、グローバル化のために積極的にうごいているが、日立みたいにならなければいいが。