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(回答先: 中国共産党「日本解放第二期工作要綱」 投稿者 愛 日時 2002 年 12 月 27 日 17:40:29)
中国共産党 「日本解放第二期工作要綱」(C)
C.統轄事項
C−1.派遣員数・身分・組員の出身
C−2.経費
C−3.指令・関係文献の取扱い
C−1.派遣員数・身分・組員の出身
本工作員の組員は、組長以下約2千名を以て組織する。大使館
開設と同時に8百名、乃至1千名を派遣し、以後、漸増する。
組長以下全員の公的身分は「大使館員」「新華社社員」「各紙
特派員」「中国銀行員」「各種国営企業代表又は派遣員」「教員」
の身分で赴任する。
組員は、その公的身分の如何に拘らず、全て本工作組長のみの
指揮を受け、工作組の工作に専従する。組員は、一部の責任者、
及び特殊工作を行う者の他、全員「第48党校」日本部の出身中
より選抜する。
C−2.経費
本工作での必要経費は、全て中国銀行東京支店より支出される。
中国銀行は、日本国内で華僑及び日本商社より吸収する資金中、
銀行業務の維持に必要なる額を除き、残余は全額、本工作の為に
支出する。
華僑預金は、日本人民民主共和国成立後は、全額没収するもの
であるから、将来において預金者に返還することを考慮に入れて
おく必要はない。
本工作組長は、常に中国銀行東京支店、党支部書記と密接に
連絡し、資金運用の円滑を図らねばならない。
C−3.指令・関係文献の取扱い
A.本指令、及び工作組織系統表、工作員名簿等の下達は、
組長、副組長のみに限定する。
B.関係文献は全て組長自ら保管する。
C.関係文献の複印、筆写は厳禁する。
D.工作組の各部責任者に対しては、訓練期問中に、組長より
個別にその所管事項について、指令内容を伝え記憶せしめ
る。
E.組員に対しては、その所属する各部責任者が、その組員に
担当せしめんとする事項についてのみ教育訓練する。
(昭和47年8月特別号)
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kokumin-shinbun/470801china.html